【知恵の9割は、時間について賢くなることである。】 セオドア・ルーズベルト
「時間は存在しない」にて万人に通ずる普遍的な時間術はないと記しました。
そもそも「時間」という意識の産物は人によって異なるからです。全員が同じ妄想を抱いていたら気持ち悪いですよね。
実のところ、1秒は万人にとって1秒です。私の1秒はあなたの1秒より早いということはありません。
しかし、その1秒を感じる器官(センサー)を人は持っていません。
それでも時間の流れを感じているのは、先述したように意識が作り出した仮構だからです。
この仮構をうまくコントロールすることで、時間の流れと現実のギャップを埋めることができます。
それにより脳はクリアになりパフォーマンスが向上します。
これが、主観的な時間の流れをマネジメントするということです。
主観的な時間の流れは当然、本人にしかわかりません。そのためエリートや先人の時間術を単に真似ることは非効率です。
彼らが収めた成功が、己が才能ではなく時間術によって成されたものだとして、それを真似ることが効果的とは限りません。
ではなぜ彼らにとってその時間術が有効なのでしょうか。それは、彼らの主観的な時間の流れにマッチした方法であったからです。
あなたにはあなたにマッチする時間術があるはず。それを自分の力で見つけましょう。
受け身で記事を読むのではなく、自分で考えて見つけ出す意識を持っていただけると幸いです。
著書【YourTime】は、時間感覚タイプテストを提供しています。「想起」と「予期」それぞれのタイプがわかるものです。
まずはテストしてみてください。
https://www.kawade.co.jp/YOURTIME/
この結果に合わせて自分に合う時間術を試してみてください。以下にリストアップします。
■予定をカレンダーに書き込む
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■毎日Todoリストを作る
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■タイムログを取る
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■If Thenプランニングを作成する
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その他世の中には無数の時間術が溢れています。理屈がわかっていれば自分に合った時間術を探せるはずです。
次回はタイプ別に特徴と修正ポイントを整理します。