【過去、現在、未来の区別とは、あなたがかたくなに信じ続けている幻想に過ぎない。】 アルベルト・アインシュタイン
時間は存在するのでしょうか。掴めませんし見えません。「Your Time」曰く、時間の正体とは「世界の変化率」です。
「時間」とは、事実を基に確率計算した結果のことです。（目前の事実や脳内データベースからどの程度世界が変化するか計算）
ごめんなさいまだ逃げないでください。私も書いてて意味わからないんです。けどこれが結論です。順を追って説明します。
まず、「時間」という物質は存在しません。「光粒子の移動」や「空気圧の変化」ではないし、時間粒子というもの見つかってないですね。
過去に戻れず未来に行けないのは、過去も未来も存在しないからです。
※過去や未来を体験したことがあるという確かな事実確認が取れていないため、タイムマシンはないものとします。
しかし、「時間」の流れを感じることはあるでしょう。昨日の次は今日が続き、次に明日が続くはずです。３秒前の次は２秒前のはずです。
過去⇒今⇒未来という流れ。これが自然であると受け入れていると思います。
「時間」を感じ取る器官(センサー)を持たない人間が、どうして「時間の流れ」を感じるのか。
過去や未来は、今目の前にある事実から何がどう変化するかという確率計算を行った結果です。
脳はこの計算を絶えず行っており、その計算結果を並べることで時間が流れているように感じます。
過去と未来の変化率を絶え間なく脳が計算し続けている。このプロセスを「時間が流れる」という感覚で体験している。
過去も未来も脳内の計算結果。アインシュタインの言葉を借りるならば、幻想に過ぎません。そして当然、計算結果(過去や未来)は脳によって異なります。
すなわち、過去や未来を含む時間というものは主観的なものです。
改めて結論。「時間」は、目前の事実からどの程度世界が変化するか、脳内データベースや目前の事実を基に確率計算した結果のことです。
本来は主観的(脳内計算結果)である時間を客観的に考えようとすればどうしても無理が生じます。これがタイムマネジメントを難しくします。
客観的で万人に通ずるタイムマネジメントは幻想だと切り捨てて、主観的なタイムマネジメントに切り替えましょう。
すなわち、自分の中に流れる感覚時計をマネジメントするのです。
